ローテートモデル
Eさん 福島県立医科大学
- 1年目
- 白河厚生総合病院整形外科一年目として、外傷を中心に学びました。年間執刀数は250件を超えました。
- 2年目
- 総合南東北病院将来的に脊椎グループを考えていましたので、早いうちから脊椎の手術を経験させていただきつつ他の外傷、変性疾患まで幅広く経験させていただきました。
- 3年目
- 坂下厚生病院一学年下の後輩と二人で拙いながらも外傷を中心に治療しました。膝のスペシャリストの上級医に数多くTKAを執刀させていただきました。
- 4年目
- 福島医大付属病院四年間の総まとめのような形で、改めて一から整形外科を学び直しました。整形外科専門医に必要な症例を経験し、4年目の最後に整形外科専門医を取得しました。
- 5年目
- 坂下厚生病院(大学院)大学院に入学しつつ、3個下の後輩とともに再度外傷を中心に治療しました。大学院では今まで全くわからなかった統計学を最低限使えるようなレベルになりました。
- 6年目
- 南相馬市立総合病院(大学院)上級医と二人で外傷を中心に診療しています。今まで未熟ながらも後輩の上級医というポジションが多かったため、不足した部分を教えていただきつつ診療しております。
他大学と比較し、地方大学特有の症例数の豊富さを重視して選択しました。
結果、一年目から豊富な症例を経験でき、さらに専門を見据えたローテートをさせていただきました。
専門医取得まで特に意識せずとも十分に経験症例数を得られ、順当にキャリアを形成することができていると考えています。
一点後悔しているのは臨床経験を重視してしまい、アカデミックな活動が専門医取得までの四年間ではあまりできなかったことです。これは5年目以降の大学院入学とともに少しずつ習得しているつもりです。
結果、一年目から豊富な症例を経験でき、さらに専門を見据えたローテートをさせていただきました。
専門医取得まで特に意識せずとも十分に経験症例数を得られ、順当にキャリアを形成することができていると考えています。
一点後悔しているのは臨床経験を重視してしまい、アカデミックな活動が専門医取得までの四年間ではあまりできなかったことです。これは5年目以降の大学院入学とともに少しずつ習得しているつもりです。