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腰椎分離症

腰椎分離症は小学生から高校生に発生する腰椎の疲労骨折です。スポーツ活動が原因となることが多く、男子が女子の約3倍の頻度で、野球、サッカーなどのスポーツ種目に多いと言われています。

できるだけ早い段階で、MRI等も含めた精査を行うことで、進行度合と患者さんの希望に応じた競技復帰のプランを提示することが可能になります。

 

小学生から中学生までは、骨癒合を目指して、コルセット治療が行われることが多いです。

 

一方で、中学3年生-高校生以降では、競技継続や試合出場を優先して治療を行い、引退後に骨癒合を目指す場合もあります。

 

どうしても試合に間に合わせたい患者さんの場合には、分離部とそれに隣接する椎間関節に対するブロック療法、体外衝撃波治療、アスレティック・リハビリテーションなどを組み合わせた治療を行い、強力な疼痛管理によって試合出場を目指す場合もあり、これまで多くの患者さんの試合出場を実現しています。